[KRK (ケーアールケー) / ROKIT G4 RP5G4] 新規機材導入
RED IGUANA STUDIOで新規導入を行った機材のご紹介を致します。
導入を行って欲しい機材リクエストなどございましたらお気軽にお問い合わせください。
機材カテゴリー | モニタースピーカー |
導入日 | 2022-12-10 |
メーカー名 | KRK (ケーアールケー) |
製品名 | ROKIT G4 RP5G4 |
個 数 | 2個 |
レンタル/貸出 | 可能 |
詳細
RED IGUANA STUDIOにて導入をさせて頂きましたKRK (ケーアールケー) / ROKIT G4 RP5G4をご紹介させて頂きます。KRK Systemsは1986年にアメリカにてエンジニアのキース・クラウィッター氏によって創業されたモニタースピーカー・ヘッドフォンなどを開発をしているブランドです。KRKのモニター歴史は長く私もモニタースピーカーを選定の時期には必ず購入候補に上がってきており「V4 series2」「V6 series2」などのデモ機をお借りしてヒヤリングテストを行った経験もありますが当時はライバル製品(GENELEC・ADAMなど)も多く購入まで至りませんでした。購入に至らなかった理由の一つに当時のseries2のサウンドのイメージは「元気!パワフル!」と言った言葉がとても合うサウンドでロック・バンドものなどにはとても合うだろうなという印象のサウンドでした。当方はクラシックなどの音楽も扱う事からもう少し繊細なサウンドなモニタースピーカを探していたという理由の一つでした。
そんなKRKが「ROKIT G4」シリーズを発売したと聞き興味はあったのですが実機を視聴する機会もなく古いKRK series2のイメージもあり購入に踏み切る事はありませんでした。そんな中、急遽出張レコーディング用の小型モニターの購入機会があり小型で持ち運びがメインですのである程度リーズナブル・パワーがある程度出るモニターという条件で最近のKRKにも興味もありましたのでRP5G4の購入を行う事になりました。RP5G4のサウンドの初見ですが「今ってこのお値段でこんなに使える音でるの?昔のKRKと全然違う」という印象でした。これは大げさな表現ではなく同価格帯のモニターも何機種もヒヤリングする機会はございましたが同価格帯ではRP5G4はかなり優秀です。サイズコストという面ですと「ADAM/Aシリーズ」の同サイズですと価格も倍以上となりますので初めてのモニタースピーカーを購入される方もサブで使用される方も良い選択肢になるのではないでしょうか?
またサウンド以外に私が気に入った点の一つに今回のRP5G4はDSP駆動のイコライザーが搭載されている点も挙げられます。このDSP駆動のイコライザーだけではなく画面内でゲイン調整を行う事が出来ます。現場で使用する場合アナログのボリュームです移動中に設定が変わってしまいますので現場で毎回調整が必要となります。しかもアナログ調整ですと微妙に左右の音量が決まらず時間を取られがちです。この設定をDSPで行ってくれているおかげで毎回同じ設定の音量でモニタリングする事が出来左右のバランスも気にならずに済むようになりました。イコライザーの方はプリセットの中から好みの物を選ぶという感じなのですがこちらの機能は自由にオリジナルのイコライジング設定が出来たら最高だと感じました。
モニタースピーカー選びは使用する場所・部屋の大きさ・使用環境によって変わります。小さな部屋に大きなモニターを置いても性能を引き出せない場合も多いです。価格的にもモニター選びのファーストチョイスにはとても良い機種だと感じました。モニタースピーカー選びにお悩みの方がいらっしゃいましたらスタジオに置いてございますの是非、聞きに来て頂ければと思います。
KRK Systems 公式ページ https://www.krkmusic.com/
KRK国内代理店(エレクトリ)https://www.electori.co.jp/krk/




特徴(メーカーサイト抜粋)
- 5インチウーファー 2ウェイ・パワードスピーカー
- 周波数特性:43Hz – 40kHz
- 最大SPL:104dB
- 最大出力:55W
- 入力インピーダンス:5.12kΩ バランス
- バランスTRS/XLRコンボ入力
- 高さ:285mm/横幅:190mm/奥行き:241mm
- 重量:4.85kg
- 電源ケーブル:約135㎝、3ピンタイプ
※その他機材などは下記の機材リストからご覧頂けます。