RED IGUANA STUDIO

RECORDING | レコーディング

レコーディングのご紹介


こちらのページではレコーディングについてご紹介を致します。

レコーディングとは


 レコーディングとはウィキペディア(Wikipedia)で検索致しますと【録音(ろくおん)または、音声のレコーディング (recording) は、音声を記録媒体に記録することである。一般的には、空気の疎密波を信号に変換して、電気的または光学的または物理的な構造物を媒体として記録する】(引用)と説明されております。私たちがレコーディング行うものは音ですが音楽であるということを最重要に考えております。正確に記録する事は大切な事ですがそれ以上にその音楽が持つポテンシャルを最大限引き出す事が私たちの仕事と考えています。レコーディングに使用されるマイクロフォンやプリアンプは声質やそれぞれ録音する音源に対して相性がございます。マイクロフォンの選定、マイクロフォンと同様に重要なマイクプリ(マイクロフォンプリアンプ)等、当方では豊富に揃えておりますので最適な機材の選択をさせて頂きます。当スタジオではお客様の音源・ジャンルに合わせて適切レコーディングなレコーディング方法をご提案させて頂きます。

レコーディングの流れ


初めて音源をスタジオで録られるお客様はレコーディングの流れなど不安になられる事もあるかと思います。ジャンル・音源内容によって異なりますが基本的な録音の流れをご紹介致します。

事前準備:打合せ/ミーティング(無料)


まずは事前にエンジニアとミーティングをして頂きます。打合せはお電話、メールなどでも可能ですが、雰囲気などに慣れて頂きたいのでスタジオでの打合せをおオススメ致します。直接、お話をさせて頂く事でレコーディング本番でもよりスムーズにコミュニケーションを取りながら進行が行えると考えております。打合せでは編成・曲数どんな音源にしたいかをヒヤリングさせて頂きます。お客様のご提案、エンジアの提案など事前に打ち合わせる事はレコーディングを進める上でとても大切な打合せとなります。

本番当日:セッティング/サウンドチェック


お客様がスタジオに入られましたらセッティングを開始いたします。お客様のサウンドに合うマイクロフォンの決定・マイクの位置の決定・ヘッドアンプ(マイクプリ)などの選定などリハーサルを進めながらエンジニアは楽曲の確認、仮で音源を収録しお客様と確認をしながらサウンドの方向の決定を行います。セッティングは可能な限り追い込んで行く事でミックスダウンでの無駄な音声処理を減らしサウンド全体の鮮度を保つ事が出来ます。レコーディングではこのセッティングがとても重要になってきます。

ヴォーカル(歌)録音用機材選択例

マイクロフォン特   徴
NEUMANN U-87非常にナチュラルで膨よかなサウンドが特徴です。ゲインが低めなのでアプリケーションは選びます
NEUMANN U-87aiサウンドも明るくヴォーカル用の定番マイクロフォン数多くのレコーディングに使用されております
SOUNDELUX U195U-87とU-87aiの中間なようなサウンド現代的なサウンドでとても使いやすいマイクロフォンです
Royer Labs R-122リボンマイクロフォン特殊な方式なマイクロフォンですがオールド感のあるサウンドが必要な時にとても合います
マイクプリ特   徴
MANLEY VOXBOX チューブ(真空管)タイプのチャンネルストリップでプリ・EQ・コンプ・DeEsserが搭載されおります。名前の通りヴォーカルにはとても相性が良いです
AURORA AUDIO GTQ2NEVEクローンの決定版、ソリッドでスピード感があるアプリケーションにぴったりです。太いサウンドも特徴的
UNIVERSAL AUDIO 2-610チューブ(真空管)タイプのマイクプリで甘く太いサウンドが特徴的高音が気になる場合などは通すだけでナチュラルなサウンドにしてくれます
Heritage Audio HA73X2 EliteNEVEクローンの新作、ローはミッドローは控えめですがハイの抜けはとても良くコーラスなどにもとても合います

録 音/レコーディング


セッティングが完了しましたらレコーディング(recording) 本番の収録開始となります。プレイヤーの皆様が録音に集中出来る様にお手伝いさせて頂くと共に細かな問題も見逃さない様に細心の注意を払いながら録音を進めていきます。必要であれば複数テイクを積み重ねていき良い部分を組み合わせる事で完璧なテイクを目指します。このテイクを組み合わせる作業を「テイクコンピング」または「マルチテイク・コンピング」(Comping)と言われ自然に繋がるテイクを選択する事などを気をつけながら行います。部分的には良いテイクでも楽曲の流れを邪魔するようでは台無しです。細心の注意を払いながら決定をしていきます。またプレイヤーも体力・体調などで無制限にテイクを重ねられる訳ではございませんので全体の状況の確認を行いながら完成をさせるのも大切な仕事となります。

多重録音/オーバーダビング


オーバーダビング(Over Dubbing)オーバーダブ(Over Dub)とは重ね録りの事です。ヴォーカルやコーラスを複数重ねたい他のパートを入れていきたいなどセッションによって異なりますがアレンジ・編成によってダビングを繰り返していきます。音源を積み重ねていくと見えてくる問題などもございますので調整を繰り返しながらテイクを重ねます。チューニングが変わりやすいギター・BASSなどのコンピングを行った時にチューニングが合わずに繋げられないなどもございますので楽器は細かくチューニングに細心の注意を払いながら進行を行っていきます。各トラックはレコーディングが終わりましたら次はミックスダウンとなります。

遠隔(リモート)レコーディング


 近年では新型ウイルスなどの影響などでリモートワークや不要不急の外出の自粛などによりレコーディングの為の移動が難しくなるケースも増えてまいりました。当方では遠隔(リモート)によるレコーディングにも対応をしております。例ですがヴォーカリストのみスタジオに来ていただきプロデューサー/作曲家などはリモートでレコーディングに参加して頂きます。レコーディングブースに取り付けられたカメラの映像とレコーディング中の音声はZOOMやMicrosoft Teamsなどを使用して参加者に配信を致します。参加者に聞いて頂く音声はインターネット回線を使用してストリーム致しますのでサウンドのクオリティは落ちますがテイクの決定コンピング後の確認などリアルタイムで行う事が可能となっております。また若干のタイムラグもございますが通しでの確認などは問題が出る事はございません。ブース内と遠隔参加者との会話もトークバックシステムを使用できますので直接リアルタイムで指示を出して頂けます。ゲームメーカー・アプリメーカー様等に使用をして頂いており実績もございますのでお気軽にご相談ください。

MIXING | ミックスダウンに続く >>