[SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)/ SW-HP10LIVE] 新規機材導入

目次

[SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)/ SW-HP10LIVE] 新規機材導入

 RED IGUANA STUDIOで新規導入を行った機材のご紹介を致します。
導入を行って欲しい機材リクエストなどございましたらお気軽にお問い合わせください。

機材カテゴリークローズド・エアー・ダイナミック型
導入日2022-11-01
メーカー名SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)
製品名SW-HP10LIVE
個 数1個
レンタル/貸出可能

100年の歴史が紡ぐ「音の武器」:城下工業とSOUND WARRIOR

RED IGUANA STUDIOが掲げる音響クオリティをさらに一段引き上げるべく、また一つ、その真価を語るに相応しい新たな「音の武器」が仲間に加わりました。今回ご紹介するのは、私たちの拠点と同じ長野の地で培われた技術が結集した逸品、SOUND WARRIOR (サウンドウォーリア) / SW-HP10LIVE です。

製造元である城下工業株式会社は、信州の大地に根ざし、当スタジオと同じ長野県に拠点を置く屈指の老舗メーカーです。その歩みは1923年(大正12年)の生糸製造所としての創業に遡り、すでに一世紀を超える歴史を刻んできました。かつて絹(シルク)のように繊細かつ強靭な糸を一つひとつ紡ぎ出してきた職人たちの情熱は、時代の移り変わりとともに高品質な電線、通信機器、そして精密な音響機器へとその形を変えてきました。しかし、その根底に流れる「微細な変化を逃さない精緻なモノづくり」の精神は、今もなお職人の手から手へと、途切れることなく大切に受け継がれています。

同社が長年にわたり、アメリカの教育現場で使われる過酷な環境に耐えうる音響機器や、国内大手メーカーの放送・業務用機材を陰で支え続けてきたOEM(受託製造)の豊富な実績は、まさに「知る人ぞ知る真の実力派」であることを物語っています。一切の妥協が許されないプロユースの世界で磨き抜かれた、揺るぎない技術的バックボーン。その結晶として2003年、満を持して世に送り出されたのが自社ブランド「SOUND WARRIOR」なのです。

当スタジオでは、この信頼の置けるブランドへの敬意を込めて、現在展開されているSOUND WARRIORのヘッドホンを全ラインナップ網羅して所有。クリエイターやアーティストが制作フェーズに合わせて最適な「音」を選択できるよう、すべてのモデルを常設のリファレンス機として完備しました。100年を超える歴史の重みと、世界中のプロフェッショナルな現場を裏側から支え抜いてきた技術の裏付け。その全貌を日々聴き込み、ブランドの進化を間近で見守ってきたエンジニアとしての視点から、この最新モデル「SW-HP10LIVE」が提示する唯一無二の価値を紐解いていきます。

「オンラインライブ」時代に生まれた、新しいリスニングの形

コロナ禍という世界規模の大きな転換点を経て、YouTubeやストリーミングサービスを通じた「オンラインライブ」は、もはや一時的な代替手段ではなく、私たちの日常における新たな音楽の楽しみ方、そしてアーティストとの絆を確認する場として完全に定着しました。城下工業は、物理的な距離やディスプレイという壁を越え、あたかもその場の最前列にいるかのような「アーティストの生々しい息遣いやステージの熱量」をリスナーの耳元へダイレクトに届けたいという強い願いから、このSW-HP10LIVEを開発しました。

当スタジオが長年リファレンスとして厚い信頼を寄せている他のモデル、例えば音の欠陥すら見逃さない分析的なリスニングに特化した基準機「SW-HP10s」などと比較しても、本機の設計思想は驚くほど明快です。レコーディング現場で求められる忠実な音作りや高い解像度といったSOUND WARRIORのDNAをしっかりと継承しつつも、そこにライブ特有の「空間の広がり」や「胸が高鳴るような高揚感」、そして会場の空気そのものを震わせる「臨場感」といった絶妙なエッセンスが、緻密な計算のもとに加えられています。単に音を正確に描写するだけでなく、音楽が持つ感情のうねりを引き出すためのチューニングが施されているのです。

繊細さと迫力の両立:エンジニアが認める「音の分離」

全ラインナップを日々使い分け、実際にスタジオのシビアな制作現場で幾度となくヒアリングを重ねて驚かされたのは、極限まで磨き上げられた「解像度の高さ」と、音楽的な豊かさを伝える「自然な量感」の見事なまでの調和です。

ブランドが誇るモニターヘッドホンとしての血統を色濃く継ぎ、楽器一つひとつの配置を克明に描き出す正確な定位や、各パートが混ざり合わない抜群の分離感はしっかりと担保されています。その確固たる土台の上に、ボーカルの温もりを克明に伝える豊かに広がる中域と、重心が低くも決して他の帯域を濁らせない、力強く心地よい低域が絶妙なバランスで同居しています。

これは決して過剰な演出による誇張ではありません。歌い手がフレーズの終わりに込める繊細なテクニックや、演奏者の生々しい息遣いといった、音源に刻み込まれたあらゆる「ニュアンス」を余さず掬い上げるための緻密な設計です。分析的な精度を維持しながら、同時にライブ会場の空気そのものが震える圧倒的な迫力を肌で感じられる、まさに魂に響くようなエモーショナルなサウンドに仕上がっています。

プロの現場で光る、徹底した「ストレスフリー」設計

また、長野県が誇る実力派メーカーの製品が現場の人間から支持される理由は、圧倒的な「装着感」と「耐久性」にもあります。

  • 驚異の軽量設計 本体素材に軽量かつ頑強なナイロン樹脂を採用し、約235g(本体のみ)という驚きの軽さを実現。長時間の着用でも締め付けが少なく、数時間に及ぶライブ視聴やレコーディングでも、首や耳への負担が劇的に軽減されます。
  • 人間工学に基づいたイヤパッド 左右非対称のエルゴノミックデザインを採用。密着度が高いのに圧迫感が少なく、この「没入感」へのこだわりは、最高のテイクを追求するアーティストやエンジニアにとって非常に心強いポイントです。
  • タフな実用性と拡張性 プロのハードな使用に耐える堅牢なボディに加え、リケーブル(ケーブル着脱)に対応。断線トラブルに強いのはもちろん、オプションのバランス接続ケーブル(SWA-HP20-XLRなど)を使用することで、XLRバランス出力を備えたプロユース機器との接続を可能にする高い拡張性を備えています。

長く愛用できる「一生モノ」としての信頼とサポート

プロの現場で毎日酷使される機材にとって、故障時のサポートや消耗品の交換しやすさは、音質と同じくらい重要な選定基準です。SOUND WARRIOR製品の大きな魅力は、地元・長野のメーカーだからこそ実現できる迅速な修理対応と、充実したパーツ供給体制にあります。

イヤパッドやヘッドバンドといった、経年劣化が避けられない消耗パーツが個別に販売されており、ユーザー自身で簡単に交換できる設計は、まさに「道具」を大切にするプロの視点に立ったもの。万が一の不具合にも丁寧な国内修理サポートが用意されており、一度手にした機材を「一生モノ」として、常に最良のコンディションで使い続けられる安心感があります。この揺るぎない信頼性こそが、私たちがRED IGUANA STUDIOのリファレンスとして全ラインナップを揃え、長く愛用し続ける最大の理由の一つでもあります。

まとめ

モニタースピーカーやヘッドホン選びには、環境や用途によってさまざまな正解があります。しかし、SOUND WARRIORの全モデルをリファレンスとして使い込んでいる私から見ても、「アーティストの想いを余すことなく受け止めたい」と願う方にとって、このSW-HP10LIVEは間違いなく最高の選択肢の一つです。

長野県が世界に誇る、まさに「現場とリスナーを繋ぐ救世主」。 スタジオには全ラインナップを常設しておりますので、お越しの際はぜひ、各モデルの特性の違いや、この機種特有の「息遣いまで聞こえる解像度」を体感してみてください。

SOUND WARRIOR 公式ページ 紹介ページ
https://soundwarrior.jp/products/sw-hp10live/
SOUND WARRIOR 直販サイト
https://www.shiroshita-direct.jp/view/item/000000000196

特徴(メーカーサイト抜粋)

  • 型番:SW-HP10LIVE
  • タイプ:クローズド・エアー・ダイナミック型
  • ドライバーユニット:外径Φ40mm
  • インピーダンス:40Ω/1kHz
  • 周波数特性:10Hz~35kHz
  • 最大入力:200mW
  • 出力音圧レベル:105dB/1kHz,1mW
  • 重量:235g(本体のみ)
  • ヘッドバンド:ビニールレザー
  • シェル素材:ナイロン樹脂
  • プラグ形状(ケーブル着脱部):Φ2.5mmモノラルミニジャック×2(L/R)
  • 付属品:Φ3.5mmステレオミニプラグ接続コード(長さ2.5m)×1、 Φ6.3mm標準プラグ変換アダプター×1
  • 保証期間:ご購入後1年間
  • JANコード:4522425050829
  • 価格(税込):16,800円(メーカー標準価格)

※その他機材などは下記の機材リストからご覧頂けます。


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